猫と旅行と中日ドラゴンズとクサナギさん……が好きなカエルのつぶやき小路。 

by tatsunami03
 
今週の一冊
墨東綺譚  永井荷風 (岩波文庫)
永井荷風って読んだことなかったなあ。
明治期から大正、昭和初期の日本文学というのはいいですね。文体がキレイでこの人のも流麗いうんでしょうか、あまりにも流れるように読めるんで、文字を追うだけで心地よいもんだから諳んじるように読んでしまうのよ。ところが私最近あほになってるもんだから(苦笑)それが頭に入って来てなくってもう一度ゆっくり読み返したりしてるんです。バカねぇ
とりあえず浸ってから「で、なんでしたっけ?もう一度」。



「墨東」の「ぼく」という字は本当は「さんずいに墨」。 因みにすんよぷの「よぷ」は「火ヘンに華」←豆知識w
「さんずい+墨」という字は江戸時代の儒学者、徳川幕府の重鎮である林述斎なる人物が隅田川を称して作った文字だと文中で荷風が申しております。つまり墨東とは隅田川の東のヘン、この作品は今でいう東向島のあたりを舞台に描かれた小説な訳なんでありますが、本人(荷風)がこれまた作中で書いているとおり彼の作品というのは 『最も興を催すのは、作中人物の生活及び事件が展開する場所の選択と、その描写とである(中略)人物の性格よりも背景の描写に重きを置き過るような誤り…』 だそうで、この小説も小説としては途中で終わってるし作中小説の方も当然終わってて行方が気になるじゃんw なんだけどまあ、雰囲気いいからいっか。という感じ。
泉鏡花などの作品でもそうですが、「なんだそりゃ」 って思うこともあるけど綺麗だと許されるってあるんでしょうね。昨今の芥川賞受賞作なんかは読むと同じように「なんだこりゃ」って思うけど、私には彼(彼女)等の作品には取り得を見出すことが出来なくて、  以下略。

物語としてどうかは知んないけど荷風が好きだったんだろう明治~その辺の、東京のその辺(大雑把w)の描写が無条件に素敵。既に懐古趣味なのは無条件で賛美したくはないんですけどもね。


はい。残りあと46冊
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by tatsunami03 | 2007-02-04 23:11 | 本とかCDとか
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